職場の人間関係

職場の人間関係で悩まないメンタルを作る方法

職場の人間関係に問題を抱えている人は沢山います。

数多くの調査がありますが、80%以上の人が「職場の人間関係に悩んでいる」というデータもあります。

また、職場の退職理由が「人間関係の問題」という人の確率はかなり高くなっています。

学校だろうが会社だろうが、ある程度の人数が集まれば「全員の相性がいい」なんてあり得ませんよね。

気の合う人もいれば、相性の悪い人もいる、それが当たり前です。

しかし、職場の人間関係でもっと深刻な問題を抱えている人が沢山いるのです。

例えばひきこもり状態に陥った原因の3大理由の一つが、

・職場になじめなかかった

です。

(他の2つは「病気」「就活失敗」)

出典:「子供・若者白書」2019年版

職場の人間関係に馴染めず、徐々に出社できなくなり、しまいには引きこもってしまうのです。

また、上司のパワハラやいじめでうつ病など病気を発症するケースも少なくありません。

引きこもりやうつ病は1度なってしまうと長引きますし、元気な状態に戻れないことさえあるので非常に深刻です。

ちょうど「職場になじめない」「パワハラ」というワードが出てきましたが、職場の人間関係の相談で最も多いのが次の2つです。

職場の人間関係での悩み

・職場の人達と馴染めない、居場所がない

・パワハラ、マウンティング、いじめ

職場の人間関係で悩む原因の1つ目が、

職場の人達と馴染めない、職場で浮いていて自分の居場所がないというものです。

・上司や同僚と上手くコミュニケーションがとれない

・仲良くなれず、みんなの輪に入れない

・独りぼっちで居場所がない

こういう悩みは結構多いです。

はじめは「会社に行くの気が乗らない」という程度だったのが、出社できなくなり、次第に引きこもりに発展していくこともあります。

そして、もう1つの『パワハラ、マウンティング、いじめ』は心(実際には脳)に大きなダメージを与えるので非常に深刻な問題となります。

もしあなたがその標的になってしまったら…

理不尽に攻撃してくる上司・同僚・部下。

会社では自分独りで仕事を進めるのは不可能なので、

嫌でもそういう迷惑な人種と一緒に仕事をせざるを得ないのです。

あなたの現在のメンタルでこれらの状況に耐えることはできるでしょうか?

残念なことに職場の人間関係の悩みのせいで、うつ病などの病気になってしまう人は後を絶ちません。

せっかく好きな職種に就いて、毎日楽しく仕事をするはずだったのに、

職場の人間関係のせいで精神的に疲弊し、病気を発症する。

そんなの最悪ですよね?

一度うつ病などの精神疾患を発症したら、回復に時間がかかったり、完全に回復することすら困難なケースもあるのです。

「今の会社が嫌なら転職すればいいじゃないか」

と簡単に言う人もいます。

私自身何度か転職していますし、転職という選択肢はアリだと思っています。

いざとなれば転職できるという状況を作っておけば、かなり気持ちに余裕ができます。

実際に転職活動をしなくても、情報を集めておくだけでも楽になることがあります。

しかしながら、

転職が本当に上手く行くかどうかは、『運』の要素が大きいのが現実です。

なぜなら職場環境の良い会社は、なかなか人が辞めません。

求人を頻繁に出しているのは、新入社員が長続きせずにすぐに辞めてしまう会社です。

ということは、「ハズレ」を引いてしまう可能性が高くなります。

また、新たに設立された会社の求人、業務拡大のための求人などもありますが、次の転職先が理想的な人間関係のところとは限りません。

求人票や面接で、「ウチの企業理念はパワハラOKだから」などと言いませんよね。

結局実際に勤めてみるまでは、その職場の人間関係なんてわかりません。

ですので、現在の会社を辞めて転職を成功させるのは『運』の要素が大きいのです。

転職サイトやエージェントを使って、成功率をわずかでも高める方法もありますが、

「膨大なエネルギーを使って転職したのに、結局新しい職場も馴染めなかった・・・」

という結末を迎える可能性が大きいのです。

したがって、もっと確実に問題を解決したいなら、

「職場の人間関係で悩まないメンタル術」を身に着けるしかありません。

逆に言うと、そのメンタル術を身に着けておけば、どんな職場に行っても上手く立ち回ることができます。

また、今の職場での地位をあげていくことや、転職してキャリアアップする場合にも役立つので、絶対に身に着けたい技術です。

この記事では「職場の人間関係で悩まないメンタルを手に入れる方法」をわかりやすく解説していきますので、最後まで読んであなたの状況に合わせて落とし込んでください。

職場の人達と馴染めない、居場所がないと感じた時の対処法

「職場の人達と馴染めない、居場所がない」と感じていたら仕事に行くのが嫌になってしまいますよね。

でも安心してください。

職場に馴染めないと感じているのはあなただけではありません。

それに、そもそも馴染む必要すらないということを知ってくださいね。

この段落では職場の人達と馴染めない、居場所がないと感じた時の対処法を順にお話していきます。

あなたにとって職場の人間関係はそれほど重要ではない

出典:『自分でできる対人関係療法』水島広子著、創元社

まずはじめに言っておきたいことですが、

あなたにとって「職場の人間関係」は重要ではありません。

「対人関係療法」では対人関係の三重円という考え方があります。

円のいちばん内側が、「重要な他者」である家族や恋人、親友。

円の2番目が、友人や親戚。

「職業上の人間関係」は円の最も外側の第三層になり、

仕事を進めるうえで支障がなければ、お互いのことをそんなに詳しく知らなくても問題ないという関係です。

もちろん例外はあると思いますが、

あなたにとって職場の人との関係はどれだけ重要ですか?

一番身近な家族や恋人、親友よりも上司や同僚、部下のほうが重要でしょうか?

そんなことはありませんよね。

あなたが悩んだ時に、親身になって話を聞いてくれるのは家族・恋人や親友でしょう。

逆に友だちや恋人が悩んでいたらあなたは親身になって助けますよね。

一番大切にしなければならないのは家族・恋人・親友との関係性です。

それに比べると、職場での人間関係は、仕事を進める上で最低限のコミュニケーションがあれば十分というレベルです。

それ以上に親密に接する必要はありませんし、親密になることで生じるデメリットの方が大きいです。

下手に親密になると相手に過大な信頼や期待をしてしまい、ちょっとしたことで「裏切られた」と感じる原因にもなります。

また、当然その反対のパターンも考えられます。

あまり親密度を深めず、普段から一定の距離を保って接していれば、ぎくしゃくしたり、険悪な雰囲気になることもありません。

相手に期待せず、また相手にも期待を持たせないような一定の距離を保った関係性の方が仕事もスムーズに回ります。

「仲良くしなきゃ」

「嫌われないようにしなきゃ」

と努力することより、

自分のやるべき仕事にエネルギーを集中させて、質と効率をアップさせることの方がもっと重要です。

職場に居場所がないと感じた時の対処法

会社で居場所がないと感じる理由は大まかに次の2つです。

①「職場の人達と馴染めていない感覚」がある場合

②「周りの人に比べて仕事が出来ていない」と感じている場合

一つ目の「職場の人達と馴染めていない感覚」がある場合からお話していきます。

みんなが楽しそうに雑談している輪に入れない、

自分だけ話を振ってもらえない。

そんな時は疎外感を抱き、居場所がない…と思ってしまいますよね。

ですが先ほどもお話したように、別に職場のみんなと必要以上に仲良くならなくてもいいいのです。

そうは言っても他人の雑談は気になるものです。

聞かないようにしても耳に入ってきて、疎外感を抱いてしまうのも無理はありません。

はじめのうちは席をはずして休憩するなどして回避してください。

集中力を高めるトレーニングをすれば、他人の会話など気にせずに自分の仕事をすすめることも可能になります。

みんなの雑談に無駄な時間と労力を使うよりも、さっさと自分の仕事をこなす方がよくないですか?

余った時間は自分の勉強に使ったり、適当に休めば非常に効率的です。

集中力を高めるのに一番有効なのが「マインドフルネス」です。

マインドフルネスを習得すると集中力を高めたり、感情をコントロールできるようになるのでおすすめですよ。

※マインドフルネスのやり方に関しては別の記事で詳しく解説したいと思います。

次に2つ目の「周りの人に比べて仕事が出来ていない」と感じている場合の対処法をお話します。

他の人より仕事が遅い、

他の人は結果を出しているのに、自分だけ成果が出せない。

自分には仕事を振ってもらえない。

人間は自分が必要とされていない、役割が与えられない状況になると、居場所がないような気分に陥ります。

だから自分が他の人より仕事が出来ないと感じている人は「居場所がない」と悩んでしまうのです。

これに対処する方法は、他人と比べないことです。

まずあなたに知っておいて欲しいのは、会社で仕事をして給料を得る仕組みです。

例えば自分でパン屋さんを開業したとしましょう。

一生懸命時間をかけて美味しいパンを作ったとしても、お客さんが買ってくれなければお金は入ってきません。

しかし、会社に勤める場合は違います。

きちんと勤務時間を職場で過ごしていればお給料をもらうことができるのです。

要するに、雇用されるというのは自分の時間を切り売りするという仕組みなのです。

つまり手を抜いても、多少サボっていても出社さえしていればOKなのです。

「そんなのけしからん!」「不謹慎だ!」

という人もいるかもしれませんが、現実としてそのような仕組みになっているのです。

ですので会社での仕事は、倫理的に問題ない範囲で最低限のことをこなしていれば十分と考えてください。

他の人よりも仕事が遅かったり、成果が出せなくても問題はありません。

あくまでもお給料を出しているのは会社です。

上司や同僚、部下がお金をだす訳ではないのです。

ところで、どうして急にお金の話になったんだと不思議に思われたかもしれませんね。

これにはちゃんと理由があります。

職場の人間関係で悩む人は真面目な人が多いです。

真面目なタイプの人は「給料をもらっているのだから手を抜てはいけない、会社に少しでも貢献しなければならない」と考えています。

つまり給料をもらうことで自分にプレッシャーをかけてしまうのです。

ですので、まずは給料に関する認識を変えて欲しいのです。

仮に他の人より仕事効率が悪かったとしても職場で負い目を感じたり、自信を失う必要はありません。

無理に急いだり、結果を出そうとしてミスをするよりも、ゆっくり正確に作業を進めるほうが大切です。

「ミスをする人」

というレッテルは1度付けられるとなかなか払拭できません。

あなたの職場を思い浮かべてください。

一生懸命頑張ってるのに失敗が多くて文句を言われたり、怒られている人はいませんか?

逆に、

大した仕事もしていないのに目立ったミスがない為に、なぜか評価が高い人はいませんか?

少し話がそれてしまいましたが、出勤さえしていればあなたの居場所がなくなることはありません。

毎日職場に通うのは当たり前に思えますが、実はとても難しいことでなのです。

職場に行けてるだけで自信を持ってください。

他人と比べて、私は役に立っていないのでは?と心配する必要はありませんよ。

職場のパワハラ・マウンティング・いじめの対処法

職場のパワハラ、マウンティング、いじめは後を絶ちません。

被害者は心に大きな傷を受けます。

しかもその傷はすぐに癒えません。

うつ病や自律神経失調症など、後遺症として何年も何十年も苦しむことすらあります。

ですので、現在パワハラ、マウンティング、いじめを受けて「辛い場合、苦しい場合」はすぐに回避してください。

※「辛い、苦しい」と感じなければ問題ありませんし、パワハラ被害を利用して自分の立場を優位にすることもできます。(→こちらで解説します)

パワハラ、マウンティング、いじめ(以下パワハラとします)を回避する方法は次の5つです。

①パワハラを止めさせる

②部署を変えてもらう

③退職、転職をする

④パワハラを受けない自分を作る

⑤パワハラを受けてもダメージを受けないメンタルを作る

パワハラを止めさせるにはどうすればいい?

パワハラを止めさせるのは至難の業です。

仮にパワハラを止めさせることができても、会社内での風当りが強くなり、会社に居ずらくなる可能性が高いです。

基本的に職場のパワハラ問題には誰も関わりたくありません。

関わりたくないというのは、パワハラをしている人にもされている人にもタッチしたくない、ということです。

そのことを十分理解して

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